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NFSのポート固定

http://d.hatena.ne.jp/dreamedge/20041022/1098439620

1: statdのポートを固定
 statdのポートは,nfslockの起動スクリプトの中で指定されます.nfslockの起動スクリプトは/etc/sysconfig/networkの設定内容を見るので,この中にstatdで使用するポート番号を記入します.

STATD_PORT=32765
STATD_OUTGOING_PORT=32766

を/etc/sysconfig/networkに追加すればOK.

2: mountdのポートを固定
 mountdのポートは,nfsの起動スクリプトの中で指定されます.これも上と同様に/etc/sysconfig/networkの中に記入すればOK.

MOUNTD_PORT=32767

を追加します.

3: lockdのポートを固定
 lockdのポート番号はカーネル起動時にパラメータを与えなければなりません.ので,lilo.conf.anacondaの中に設定を記入します.

append="lockd.udpport=32768"
append="lockd.tcpport=32768"

を使用しているカーネルバージョンのlvmlinuzの項目に追加すればOK.

4: quotaは使わないのでnfsの起動スクリプトから除去するか,/usr/sbin/rpc.rquotadを取り除くかしましょう.

5: iptablesの設定

 ポートが確定したので,対応する穴をFirewallにあけます.以上の設定をした場合,使用するポートは以下の通り.

portmap: tcp,udp 111
nfs: tcp,udp 2049
statd: tcp,udp 32765,32766
mountd: tcp,udp 32767
lockd: tcp,udp 32768

[カテゴリ: OS > Linux]

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最終更新時間:2010年05月24日 09時01分55秒