夢舟亭 エッセイ          2003/10/27


    芝浜


 男、と、女。
 ふたりが知り合うための、出会い。
 そこから始まるふたりの仲は、やがて夫婦にもなる。

 そのきっかけの出会いの、正しい方法とか好ましい声のかけ方。
 さてそうした事の手順などというものは、学校では教えない。
 とうぜんだが、文部科学省も厚生労働省も、凸凹町教育委員会にもお薦めのマニュアルはない。
 くだけた言い方をすれば、「ナンパの方法なんて無いよ」ということか。
「まあうまくやりなさいな」ということだろう。
 みんな教えられずに、どうにかこうにか済ましているんだから、と。

 これが結ばれた二人の晴れの挙式の、式次第となると延々としたしきたりに基づく手順がある。
 それらは地方色も加えて、今では式場の重要なビジネスアイテムになっている。
 けれどその元の、出会い方、となるとまったくの個人任せのフリースタイル。
 何でもあり、であり、存分に個性を発揮する機会でもある。
 出会い、知り合う時の、気を惹き振り向かせの手口、口説き言葉の、あれこれ。
 そこに人それぞれの個性が出るのだろう。
 ほんに可愛いらしく微笑ましい手口から、そこまでやるかの犯罪ぎりぎりという凄いのまである、らしい。

 考えてみれば、人生のなかでこれほどの売り込み大作戦はないのではないだろうか。
 自分を売るためのセールストークを思案して、練習を重ねてでもどうにか取り入ろうとするその思いは切実なのだ。
 それにしては、あまりレポートにまとめたり、学術論文になった類のものは、ないような気がするがいかがだろう。

 綺麗な両翼をひろげたオスが、メスのまえでダンスや美声を披露する鳥類のパーホマンスの文献なら、山ほどあるのにである。
 霊長類ヒト科の求愛パーホマンスなどは面白くもないというのだろうか。
 その割にはである。
 出会ったあとに見せるだろう姿態エログロ写真の多さ興味の多さは、きわめてアンバランスではあるまいか、ご諸兄がたよ。

「馴れ初めは?」など訊かれて、「さてどういう経緯だったかなぁ」と、ちょっと照れつつ話すのは、恥をわきまえた無難応答かもしれない。
「何気なく出会ってね」、とか「いやまったくの偶然で」「ひょんなことから」という答えもあろう。
 だがなかには「まるで見えない糸に引かれる様に」などと、恋愛ドラマの見過ぎふうに語る人が居る。
 あれは……ウソではないだろうか。
 そういう答えほど、その裏はかなり意識の上の行動によって印象付けの作為的しつこさで、迫り押し付けがましい行動の末に、やっと落としたなどというような気もするのだが……。こほっ。

 また、有名著名な夫婦の、仲が壊れて別れ話となるとテレビ放送の視聴率は跳ね上がるという。
 他人の困る様子は「鴨の味」。
 さらに、二人のどちらか片方が、この離婚に不満や異議があるとなれば。
 鴨の味はいっそう旨味を増す。

 それはともかく、男女一組が晴れて夫婦の契りを結ぶと決まったその後は、衣食住を維持するための永続的かつ実質的な生活の苦労が待ち構えている。
 おカネの切れ目が縁の切れ目とまで言わないとしても、そこはシビアな経済基盤確保のための活動が要るのであります。
 きみさえ居れば、あなたさえ傍に居てくれるなら、などと寝言を言って、見つめ合ったふたりが寄り添ったまま、衣食住を忘れてミイラに成るわけにはいかないのですから。

 かように結婚生活というものの実体は実質的な経済活動である。
 というなら、女性の側はこの活動の副社長か総務部長というところ。
 夫が持つ才能だとか能力とかいわれるものを、見抜いて上手に引き出さなくては、家庭は盛り上がらず先行きの安泰はままならないわけです。
 その鍵を握っているのが女性だということ。

 どうにも職に落ち着かないとか、遊びが過ぎるなどという夫が、借金を雪だるま式に増やすまで気づかないで居たなどというわけには行かない。
 首が回らず生活苦の果ての、夫婦心中自殺なんていうようでは、副社長役の内助の功はゼロだということになる。
 夫を活かすも活かせないのも、奥さん次第というわけだ。
 なぁに男なんていうものは、おだてれば木にも屋根にも岩にも山にも登っちゃう。

 そんなわけで、好いた夫婦が共に手をとって家庭を興し、大いに盛り上げていただきたいものでございますな。
 さて、食う寝るところに住むところ・・でお馴染みの落語です。
 夫婦の話といえばこれ! 『芝浜』(しばはま)です。



 長屋に住む夫婦。夫は魚の小売り業。
 早朝市場に行って、獲れたての魚を仕入れる。
 天秤棒の前後の篭に鮮魚と包丁まな板をさげて、町中を売り歩くのです。
 良い魚美味い魚を見る目も確かなら、包丁さばきも見事な男。
 だから御ひいきも多く、この魚屋の来るのを待っている。

 だがそこは落語の噺だけに、例によって酒好きなところが欠点なのであります。
 男がここ数日仕事に出ていないので、おかみさんは困っているようなのだが・・・。

   ◇


 さぁおまえさん、起きておくれな。今日こそは仕事に行っておくれ。さあ。おまえさん。

 うるせぇー! おらぁ眠いんだよぉ。

 眠い!? 魚屋がばかをお云いでないよ。早くしないと芝の魚市場が閉っちまうよぉ。

 明日! なっ。あした行く。だから今日は、あきらめてくれ。

 いいや。あたしゃ起こすよ。冗談じゃない。明日あしたって。いつから商売してないか憶えてないのかい。今日でもう……。

 おめえは、亭主を殺す気か。眠くて死んじまぁな。

 死ぬほど眠いってかい。
 それはねぇ呑み過ぎなのさ。毎日まいにち。有るカネみーんな呑んじまう。
 そのあげく眠いとくる。
 冗談も休みやすみ云って欲しいね。
 さあ今日というきょうは、どんなことがあっても行って貰いますからね。覚悟おし。
 さあ、これでどうだ!

 わっ! 何だんなんだ。商売物の包丁じゃねえか。
 そんなものを亭主の布団に突き刺すばかがあるか。

 冗談でやってんじゃないんだよ。おまえさんが商売に行かないなら、ここでおまえさんを刺して、あたしも死ぬ。いいね覚悟をおしッ。えいっ、えいっ!

 だっ。だだっだめだ、だめだ。これは良く研いであるんだから。危ねえ。
 わっ、わかった。下ろせ。こっちへよこせ。
 ふう……危ねえやつだねぇ。いっぺんに目が醒めちまったぜ。

 そうかい目が醒めたかい。そいじゃさっそく市場に行っておくれ。
 さあこれはね、最後の元金だ。酒なんかに遣っちまうんじゃないよ。
 お願いだよ、いいね。わかったね。魚を仕入れるんだよ。売って来るんだよ。

 うるっせぇッ!
 いちいち亭主に指図するんじゃねえってんだ。
 じゃあ行ってくらぁ。
 ……あーびっくりした。あれは本気だったぜ。おんなってのはもう……。


 ぶつぶつ言いながら空篭を担いで、男はまだ暗く寝静まっている町を抜けて、港の市場まで来た。

 おいおい、何だなんだ。今朝は市場は休みかい。
 こっちがその気になって来りゃ、お市場様はお休みだ〜ってか。
 待てまて……いくらこの季節だって、いやに暗かねぇか。
 何時かねあの鐘はぁ……ええ!? ああぁ女房のやつ起こす時刻を間違えやがったなあ。
 どうも変だと思ったよ。隣の早出の爺さんだって商売に出かけた様子なかったものよ。
 くあ〜眠い。戻って寝るか。
 待て。今更戻っても、また来るのが面倒だしなぁ。ちぇっ。そこらで一服つけて待つか。

 早く来すぎたのが分かると、その先の海辺に腰をおろした。
 そして男は独り煙管をだしてたばこに火を点けた。

 あーあ、浜はいいねえ。この潮風吸うと、おれぁいっぺんに生き返るぜ。魚が好きなんだからな。
 それにしてもうるせえ女房だね。
 あれでも一緒に成った頃は……へへっ。ちょっとは見れる女だったんだ。
 む!? ……なんだ? そこにぷかっぷかっ。波に何か浮いてやがるのはよ。
 ととと、よいっと。
 これまた汚ねえなあ。あれ、これは財布じゃねぇか。
 おう! 小判が……ひい、ふう、みよいつむ……ふぇ十両も入ってる。
 よくまぁ沈まかなったもんだ。
 それにしても、えれェぇもの拾っちまったぜ。
 む。こうしちゃいられねぇや。

 波に揺られていた財布の紐。
 それを煙管の柄に引っかけて引きあげると、それは古い布の財布だった。
 中には十両の金。
 男はさっそくそれを懐にねじ込むと、すっ飛んで帰った。

 ちなみに江戸の当時の十両は、現代の百万円ほどだろうか。
 また十両以上の他人のお金を盗ったのが見つかれば死罪である。


 おう。帰ったぜ。

 おまえさん。じつはあたしは時刻を間違えてさぁ。出てそこまで追ったんだけど。

 そうだろう。あったくしっかりしてくれよ。何年おれの女房してるんだ。

 すまなかったねぇ。で、商売は?

 へっ。商売なんかしちゃいられねぇよ。酒だ。酒、買ってこい。

 商売しないってぇ!? おまえさん、何云ってんのさ。せっかく早起きしたのに。

 うるせぇや。

 また気でもふれたのかい。

 気がふれただたとう? ぷわっはっはっは。気もふれようさ。見な、これを。

 財布かい!
 小判じゃないか。それも……。

 十両よぉ。

 どこで?
 盗んだのかい。今は平成極楽時代じゃないんだよ。首が跳ぶよ!

 冗談じゃねぇ。このおれが盗んだりするか。
 芝浜の海に、浮かんでたのさ。

 浮かんでいた。十両が?

 おうそうよ。
 市場が開いてねぇんで、浜で一服つけてな、待ってた。
 そしたらこの財布の紐がな、目の前でぷかぷかと。
 それをこの煙管で引きあげたってわけだ。

 早く、番所に届けな。

 ばっかやろう。
 見っけて引っかけ上げたのは、このおれだ。
 だいいち海の落とし主なんてものは分かるわけねぇやな。
 それより、これだけ有れば、朝っぱらから眠い目こすって、魚なんて売るこたあねぇ。
 さあ、酒を堂々と飲ませてもらおうじゃねぇか。
 さっさと行って買ってこいっ!

 そんな、おまえさん。
 人様のおカネにだけは手を付けないでおくれな。

 うるせぇ!
 女房がつべこべ云うんじゃねぇ。酒ださけだい。あっはっは。
 長屋の連中んとこへまわって、居たら誰でも連れてこい。酒盛りだぁ。


    *

 そして翌朝。


 おまえさん朝だよ。商売だよ。魚屋だろ。
 さあ市場で仕入れだよ。起きとくれ。

 ふい……なにぃ? 起きろだとぉ!? 今、何時だ。

 今日こそは、ほんとに最後だからね。
 さあおまえさんは魚屋。
 商売やっとくれ。

 しょ、商売だとぉ!?
 十両どうした。
 昨日おれが拾った十両が有らぁな。働いてなんていられるかぁ。

 ジュウリョウ!? 何それ。
 寝ぼけてないで、顔洗って。さっさとお着替えな。

 おい。寝ぼけてるのはどっちだよ。
 昨日の朝、おめえが早く起こして。おれが出ていって。
 芝浜の波の上から拾った財布だよ。
 十両のお宝があったろう。

 まだ云っている。
 昨日はたしかに出ていったさ。
 でもね、すぐに帰ってきちまったじゃないか。
 おまえさんは何を考えてか、もう働かなくていいとかなんとか。ひとり陽気に、長屋の何人かを呼んで。まあ大酒盛りなんかして。
 借金が溜まっているのに、あの酒代どうすんのさ。
 飲んで暴れて酔いつぶれて寝ちまったじゃないか。
 いいかい。もう、うちにはびた一文無いんだよ。
 質に入れられるものは、ぜーんぶ入れて。その最後のさいごの元手がこれ。
 これでお仕舞いさ。だから、活きの良い魚を仕入れてしっかり商売しておくれな。
 お得意さんが逃げないうちに。

 なに。じゃあ……おれが、見つけた、ふわふわ浮いていた財布は。あれは……。

 そーんなもん初めから無かったんだよぅ。目をお醒ましな。あぁ情けないねえ。何が十両だよぉ。
 酒の飲み過ぎて、おまえさんのそのおつむがおかしくなっちゃったのかねぇ。
 目利きで仕入れた魚と、さばき上手なおまえさんは、どこにいっちまったのものか。あたしゃつくづく馴れ初めの頃がうらめしいよ。
 だって、何をどう間違ったって。まさか人様のカネを拾う夢なんて見る様になったなんてねぇ。これがあたしが惚れた旦那かねぇ。
 あーあ、悲しいかなしい……。

 へっ。ふっふっふ。……違えねえや。
 いや、すまねえ。
 おめえの云う通りだ。
 なっ。こうまで根性が腐っちまっちゃあ、おれもお仕舞いだ。
 そうか、このおれが他人のカネを拾った夢みて、それで飲み潰れたか。
 へっ、何ともかんとも、ざま無ぇや。
 分かった。よしっ! さあ仕事だしごとだぃ。
 おらあ金輪際、一滴の酒も飲まねぇ。おう、そうとも。天に誓うぜ。
 これから行って、良い魚をいっぺえ仕入れて。この手でぴしっと捌(さば)いてよ。お得意に食ってもらってくらあ。
 支度してくれぇ!

 はいよ。おまえさん、その意気だよ。頑張っとくれね。


    *

 それからというもの、男はすっかり目を覚まして働きだした。
 働けば、元が目利きの腕の良い男。
 お得意は戻り、また評判が客を増やしていった。
 たちまちにして店は大きくなる。

 数年の後には、長屋住まいから、大通りに店を開く。
 使用人も、ひとりふたりと増えて。
 いまでは大店の主となった。
 そんな大晦日の夜。


 あれ、雪が降ってきましたね。
 歳末となると、さすがに冷えますね。
 店の皆んなも、魚桶を洗ったら今年一年のご苦労の席ですよ。
 いいかい今夜は旦那様の気持ちのお膳が揃えてあるんだから、奥に上がって坐っとくれ。
 なに、取り立てに出た小僧が、まだ戻ってない。そうかい。ではそれが戻ったら、店は閉めて。年越しだよ。
 ところで旦那さまは。

 はいおかみさん、旦那さまは会合へ。

 そうだったね。長引いてるのかねぇ。

 ただいま帰りましたよ。

 お帰りなさい。
 旦那様おかえりなさい。
 お帰りなさいまし。
 お帰りなさい。
  ・
  ・
  ・

 さああなた、奥に年越しの支度が出来てますが。
 こうして皆で待ってました。

 おう、そうかい。それは済まなかったな。
 店のものは皆揃ってるかい。はいはい。
 今年もな、皆良く働いてくれたね。お陰様でわが店も去年以上に繁盛した。
 皆が無事でがんばってくれたこの一年に、お礼を言いますよ。
 さぁ今夜は、歳越の膳を用意したので、蕎麦でも食べてな、身体を休めておくれ。
 それからこれは、わたしの気持ちだ。番頭さんに渡しておきますから、あとで皆受け取っておくれ。
 いや、お礼を云われるほど入っていやしないんだが。
 また来年も、よろしくな。
 さあ番頭さん、みんなで注いで、酒はいっぱい用意した。朝まで景気良く呑んどくれ。
 なに、わたし、ですか。
 ふふ、呑まないわたしに遠慮など要りませんよ。

 そんなこと云わないで。今夜は、さあ、あなたも一杯。

 いいや、おまえ。わたしはいかん。酒だけはいかん。
 あれ以来、一切絶ったのだからな。

 そうですねぇ。だから商売繁盛でここまで来れました。
 朝早くから日が暮れるまで。
 まあよくもご苦労様でございました。

 なーに。おまえだって貧しいなかから、よくやりくり辛抱してくれた。
 お陰で、みなさい。今では、表通りに店を出して。
 こうして大きくすることが出来たし、使用人だってこれほど雇って。
 大口のお客も付いたし。ますます繁盛しそうですよ。
 ふふっ。おかしな夢見たお陰で、あの日以来、目が醒めたんだ。

 ほんとにあの夢のお陰ですねぇ。
 でも……実は夢じゃなかんたんですよぉ。

 あはははは。何をばかなことを。冗談云っちゃいけない。
 あれはね、ばかな夢だったのさ。

 いいえ、夢ではないんですよおまえさん。
 これ、お忘れ?

 ええっ!?
 なんだいそれは。……あれ!

 そう。おまえさんには申し訳なかったけれど……。
 実はあの時、この財布から出てきた十両を見て、あたしはびーっくりしちまって。
 酒さけと云うのを良いことに、たらふく呑ませて……寝しちまったんですよ。
 拾ったカネのことを、長屋の大家さんに相談した。
 そしたら番所に届けないといけない、ということになって。
 大家さんにお願いした。
 その明くる朝。何を馬鹿なこと云ってるのさとして……。

 そうかぁ。その後、あれは夢だったということに。

 そう。申し訳ありませんでした。
 自分の亭主を欺いたんだから、どんなに怒られても仕方ありません。

 いや。そうではない。お礼をいうよ。謝るなら、わたしのほうだ。
 もしもあのまま飲んだくれて十両にでも手を付けていたら、今のわたしも、店も無かった。
 だいいち他人の十両が番所に知れたら、死罪でこの首は無かったかもしれない。

 おまえさんも立派に立ち直っておくれで、あたしは嬉しい。
 あの後、何年かして番所から持ち主がなかったと戻してよこしたこの十両。
 わたしはねぇ、一生懸命働いて汗かいて帰ってくるおまえさんを見て。そういうとき、さぞ好きな酒を飲みたかろうと思ってさぁ……。
 何度買って来たかしれないんだよぉ。
 でもねえ……。もしも、また飲み出して、やめられなくなったりしたらって……。
 そう思って、鬼になって捨てててしまったんだよ。
 でも、もう心配ない。
 ですから今夜は、さあ一杯。
 いいじゃないの。さあ、出して。
 番頭さんも、注いでやっておくれな。

 そうだったか。
 いやおまえはよくやってくれた。内助の功とはこのことだな。
 わたしはいい女房をもって果報者だ。ぐしゅっ。
 じゃあ、折角だから、ちょっとだけいただくか。
 ふふっ、酒の味なんてもう……分かるかな。

 さあ。ぐっと。

 ……いや。いけない。やっぱり、酒はいけませんよ。

 どうして?

 だっておまえ。せっかくのここまでの苦労が、明日になってぜーんぶ夢だったんだ、なんて云って起こされたりしたら、どうしようもないからね。

 まあ!?



            おーしまい