!!構文 {{div_begin class="pre"}} rasdial ConnectionName [UserName [{Password | *}]] [/domain:Domain] [/phone:PhoneNumber] [/callback:CallbackNumber] [/phonebook:PhonebookPath] [/prefixsuffix] {{div_end class="pre"}} {{div_begin class="pre"}} rasdial [ConnectionName] /disconnect {{div_end class="pre"}} !パラメータ '''ConnectionName''' {{div_begin class="pre"}} 電話帳 (.pbk) エントリへの接続時に必要です。<システム ルート ディレクトリ>\System32\Ras フォルダにある現在の .pbk ファイル内のエントリを指定します。ConnectionName に空白または特殊文字が含まれている場合は、テキストを引用符で囲みます。つまり、"Connection Name" とします。 Rasphone.pbk ファイルは、[個人用の電話帳] オプションが選択されていない場合に使用されます。[個人用の電話帳] オプションが選択されている場合は、username.pbk ファイルが使用されます。[個人用の電話帳] が選択されている場合、ユーザー名が Rasphone のタイトル バーに表示されます。名前の競合が生じた場合は番号が追加されます。 {{div_end class="pre"}} '''UserName [{Password | *}]''' {{div_begin class="pre"}} 接続用のユーザー名とパスワードを指定します。アスタリスクを使用する場合、ユーザーはパスワードを要求されますが、入力した文字は表示されません。 {{div_end class="pre"}} '''/domain: Domain''' {{div_begin class="pre"}} ユーザー アカウントがあるドメインを指定します。これを指定しないと、[<接続名> へ接続] ダイアログ ボックスの [ドメイン] フィールドの最後の値が使用されます。 {{div_end class="pre"}} '''/phone: PhoneNumber''' {{div_begin class="pre"}} Rasphone.pbk 内のエントリの電話番号を、指定された電話番号に置き換えます。 {{div_end class="pre"}} '''/callback: CallbackNumber''' {{div_begin class="pre"}} Rasphone.pbk 内のエントリのコールバック番号を、指定されたコールバック番号に置き換えます。 {{div_end class="pre"}} '''/phonebook:PhonebookPath''' {{div_begin class="pre"}} 電話帳ファイルへのパスを指定します。既定では、<システム ルート ディレクトリ>\System32\Ras\UserName.pbk になります。ファイルへの完全なパスを指定できます。 {{div_end class="pre"}} '''/prefixsuffix''' {{div_begin class="pre"}} TAPI の現在の所在地のダイヤル設定を電話番号に適用します。これらの設定は、コントロール パネルの [テレフォニー] で構成します。このオプションは、既定ではオフになっています。 {{div_end class="pre"}} '''/disconnect''' {{div_begin class="pre"}} 切断時に必要です。指定されたエントリを切断します。「/d」と入力しても切断できます。 {{div_end class="pre"}} !解説 次の Rasphone.exe の機能は、rasdial ではサポートされていません。 ダイヤル手順でターミナル モードのユーザーを必要とするエントリオペレータ経由または手動のダイヤル 例 次の例では、Rasphone.pbk の OFFICE エントリに接続します。 rasdial office 次の例では、Rasphone.pbk の OFFICE 2 エントリに接続し、コールバック番号を指定します。 rasdial "office 2" /callback:555-XXXX 次の例では、EAST OFFICE エントリから切断します。 rasdial "EAST OFFICE" /d {{category2 OS,Windows}} {{category2 OS,Windows,コマンドプロンプト}}