概要
シンプルでカスタマイズもそこそこできる軽量なターミナル。
OpenGLを使って描画行っており早い。
OpenGLの使えない環境で利用する
WindowsでOpenGLが使えない場合、以下の方法で利用できる
- https://github.com/pal1000/mesa-dist-win のリリースからWindows用ビルドをダウンロード(mesa3d-*-release-msvc.7z など)
- 展開して以下のDLLをalacritty.exe と同じディレクトリに配置する
- opengl32.dll
- libgallium_wgl.dll
- dxil.dll
WSL(WSLg)での日本語入力について
WSL上でLinuxバイナリのalacrittyを起動すると日本語入力(IME)ができない場合がある。原因と対処法を記載する。
原因
- Wayland側の原因
- WSLgのWaylandコンポジタ(Weston)が公開するtext-inputプロトコルはzwp_text_input_manager_v1のみ
- alacritty(winit)が実装しているのはzwp_text_input_v3のみ
- バージョンが噛み合わないため、Wayland経由ではIME機能自体が無効化される
- X11側の原因
- X11(XWayland)経由ならXIM経由で入力できるが、そのXIMサーバであるibus-x11が起動していないと同様に入力できない
対処法
XWayland経由(XIM)に切り替えることで解決する。WSLgには標準でXWaylandがあるため、追加のXサーバは不要。
ibus-x11(XIMサーバ)を起動する
ibus-daemon -drxR
-xがXIMサーバ(ibus-x11)を有効化するオプション。
alacrittyをWaylandではなくX11バックエンドで起動する
env -u WAYLAND_DISPLAY alacritty
環境変数WAYLAND_DISPLAYを外すことで、winitがX11バックエンドを選択する。XMODIFIERS=@im=ibusが設定されていれば、ibus-x11経由で日本語入力が可能になる。
恒久化する場合
- ~/.bashrcのibus起動処理に-xオプションを追加し、シェル起動時に自動でibus-x11が立つようにする
- ~/bin/alacrittyをラッパースクリプト化し、env -u WAYLAND_DISPLAY経由で本体を起動する
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最終更新時間:2026年09月07日 09時09分10秒