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夢舟亭
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夢舟亭 メインページ 《減考揺思》
              過去掲載記録 2026年 7月〜




減考揺思 #159 (2026/06/30)

 ポケットサイズの電子小窓を眺めるのが嫌いなのだ。
 今どきの携帯電話のこと。

 元々電話が好きでないのもある。
 いつどこからでもどこに居てもかかってくるなどは勘弁してほしい。
 だからやむ無く持つようになったのは家族のなかでは一番後。

 昨今世界ではこれが、とくに子供たちへの悪影響から法的に禁じる動きがあるようだ。
 私的には、そこまで人とのつながりや見ないで居られず離せない思いが、分からない。

 とはいえSNSと称する以前1980年代のパソコン通信、会員が自由に文章を書き込める電子掲示板は初期から興味深く参加していた。
 2000年頃開始のインターネット上での画像掲載可能で一般化したのへも違和感無く参加。これらはパソコン連携の時代。
 カメラのデジタル化が功を奏して映像は間もなく動画化。市民皆がテレビ局に。
 
 それがG・A・F・A・Mなど米国企業が世界のネットを牛耳ってケータイ小窓は国境を越えて彼らのサイフへ米国の収入に大きく貢献。
 爆発的な広がりは老若男女がいつでもどこでも何でも見せられ「カモられる」時代へ。

 さらに昨今の他人を貶めつつ収入につながるという面白競争。奇抜さを競い目を引くあの手この手玉石混交。金集め情報の大渦。
 嘘か真かなど問題ではないとなれば、犯罪の匂いも国をまたいで闇の中。

 いやはやもはや私など興味も起きようなく。
 肌見放さず持ち歩くことさえ薄気味悪し。



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  減考揺思 #160 (2026/07/10)

 痒いところに手がとどく。

 気が利いて要求に先回りしてくれる。
 言わずとも分かる思いやりある行為。
 優しさ嬉しさは「孫の手」にも例えられる。

 その逆が、言っても分からない。
 要求に程遠い理解や行為。
 今欲しいのはそれじゃない、ということ。
 そんなこと今必要ではないよ。

 結局は、なにを考えているのやら、と落胆してしまう。
 思えば、所詮は他人なのだから「仕方がない」のか。

 とはいえこれが、市民側からみてけして安くはない税金という「会費」により運営された国政となれば、仕方なしとは言えない。
 常に痒いところにとはいわずとも。

 なにせ時は今、世界的に極めて難かしい局面にある。
 ほんの2、3名の言動に翻弄されている戦火ゲーム真っ只中。
 そして富の極端な一極集中は、ほか大多数を貧する側に落して。

 そんな中政治家らは今何を優先すべきかの認識を欠いている。
 国の産業力と市民生活水準降下が円高に顕れてこの先未来は見通し不安。

 なのに、よくもそんな議論など、今この国が早急に議論議決すべきはそれではない、なのに何をやっているのやら、でありますまいか。
 昨日今日トンチンカンで能天気な政治活動、その報道にほとほと失望している次第。



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減考揺思 #161 (2026/07/20)

 戦後処理はどうなる。

 どの戦争もいずれは終わる。
 さて主導先導した者は裁かれるか。
 もちろん生きていれば。
 多くが正義と信じる側が勝利すれば。

 いずれにせよ裁くなら事の発端や成り行き加害被害を明確にせねば。
 国際刑事裁判所があり基準を持つ。

 先の第二次世界大戦収束後のニュルンベルクやトウキョウ裁判。
 裁くとはいえ所詮は人間の所業。
 あくまでも勝者の正義観か。
 とはいえ多くの法が制定され現在に至る。

 ドイツ市民や日本全国の原爆を含む、空襲被害市民。そしてポーランド虐殺被害兵士らへ、連合国側が加えた件は除外無視されたという。

 ではあの裁きは無意味だったろうか。
 何らかの結論けじめは要る。
 過程の誠実な調査その努力そして記録。
 少なくもうやむやに放っておくべきでなかろうことは無学の私でも理解できる。

 失った桁違いの命に、環境破壊の膨大さに、それら家族民族の悲しみに。
 調べ裁く者は平常心公平性を保ちうるか。

 火蓋が切られた途端悔しさが憎しみが衝突増幅無限ループ。止まらないばかりか新たな強力な殺傷道具を生み出し被害は拡大す。
 
 わが国には喧嘩両成敗とか判官びいきとか人情的裁きがあるが、争いを収める、時の氏神、という世界待望の知恵者こそ待たれる。


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減考揺思 #162 (2026/07/30)

 百、千、万、億、兆、京、垓、・・・
 数値の桁は上に限りない。

 算用数字で横書きすると千で4個が、億で9個並び。
 17個で京。さらに21で垓。
 そんな桁数、5千京の浮動少数点演算をカチッの1秒間でやってのけるコンピュータ。
 そんなのを現在制作中というのは中国。

 ギガ、テラ、ペタ、エクサ・・・の用語で言う5万ペタフロップスか。
 因みにわが国最速は440ペタフロップス。

 あちらの用途はもちろんAI。
 演算処理半導体(CPU)数4万4千個。
 メモリー数となれば途方もなく。
 消費電力600MWのサーバーマシン。

 いずれ「1番でないといけません」お国はそれを追うのか。
 なにせ国家予算の3倍370兆円の責任ある投資で経済再興を目論み強いお国を目指す。
 この分野も視野に入っておりましょうからにして、期待膨らむセンセイがたも居られましょうこと。
 目論見通り首相の狙いが当たればマル。

 難しいことは分かりませんが、まぁ武力競争よりはましかと。
 とはいえどんな国家予算にも「かじり虫」がはびこるもの。政治と財界の悪しき関係。
 先の万国博覧会費用も計画上乗せ変更のあと、使途結果の精算未だ出ず。
 五輪のほうは精算出来たっけ?

 国民の血税管理は清廉潔白厳正中立献金拒否のAI大臣におまかせと願うのは私だけか。

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減考揺思 #163 (2026/08/10)

 とてつもない強者へ後ろから一撃を加えた。

 が、その後剛腕の相手に滅多打ちを喰らう。
 それでも必死で歯向かうもさらに決定的豪快強打が襲う。
 もはや立ち上がること叶わず惨敗降伏。

 そんなふうにも思える先の大戦終末。
 最後の強打が後々波紋を呼ぶ。
 戦いの最中とはいえ、あまりの痛手犠牲に今更ながら「やり過ぎ」と。

 あの時期を時系列で考えればなぜ後ろからの奇襲に至ったか。
 その以前の己の行状。弱者植民地支配への国際的批判を理解できたか。
 被植民統治国民らの思いはいかに。

 奪う平和や幸などもとより皆無の戦時市民生活。とはいえ、戦いなれば何をやってもよいのかの思いも、敗者の泣き言か。
 所詮は殺し合い。必死必勝こそが第一目標。

 となれば、どちらも手段選ばず「何をやってでも」は至上命題。逆の立場で考えれば・・。

 古今東西、敵殺傷手段も死傷者数も驚きの歴史おびただし。人間ほど極悪無比な生物なし。

 それは今から先の人間未来もおなじく。
 知恵あるヒト科生物がひねり出す科学技術の進展にともない。
 殺傷武器装置の破壊力が増強され拡大は無限に。これでもか、いやまだまだと続こうこと。

 知恵泥舟に乗ったが為に、自船までが溶け沈むまで、止めること難し。
 やり過ぎだったと思う瞬間が人類歴史末頁。


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減考揺思 #164 (2026/08/20)

 地震被災地では代表高校野球チーム健闘に力を得たという。

 生活環境を失って呆然とするのへ猛暑までが襲うなか。
 打ちのめされ路頭に迷うごとき人々の心に、希望を届けた地元若人らのエネルギー。

 けれどほかの勝敗各代表チーム県名を見れば、多かれ少なかれ台風や水害、地震津波に原発事故までもの、それぞれが被害災厄の記憶を抱えている地域である思いに至る。

 それぞれ皆が各地で一球一打に希望や無念の思いがあったろと。
 なにせ現在もなお多くの避難生活者が残る地域もあるのだから。

 そうして思えばこの国は、自然災害列島。
 海ばかりか山野にもこの島各地には震源断層が走っているという。
 国一番のお山までが噴火可能性ありとか。

 台風もまた発生と同時に進路はほぼ決まってこちらへ訪れる。
 近年その降雨量は凄まじく。
 都会化舗装地べたはプールのごとく水を逃さず濁流と化し行き場もなく。

 だのにまた他方、猛暑続きの地もあり水不足は飲料ばかりか田畑も枯れ、自然発火延焼も。
 100年に一度あるかないか、との学術者の弁言も虚しく。
 世界中等しく自然の変化その兆し、それは生物みなに襲いかかる異常気象。
 その要因の1つに人間の存在があるからと排出規制を謳ってはいるが……。

 生物生存可能の残り時間はあと何年ほどか。



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