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減考揺思 #152 (2026/04/20) 桜を追う。 また今年はいやに開花が早い。 咲くぞと思う間もなく咲いて、散った。 とはいえ撮影枚数を数えれば例年並み。 出向いた先を振り返り、地名を指折り数えれば広いわが県内十箇所を超える。 自然を撮る、ということは天候次第。桜は一挙二週間の勝負。 プロなら雨も曇りもそれなりに、まして霧など見事絵にもしよう。 が、こつとらド素人。〟綺麗〝を好天のもとでどうにか、のレベル。 さて撮り終えた成果をPCスクリーンで確かめる。 あらためて視返すとどれもほぼ満開。 名のある一本桜は二百年三百年、大物となれば千年の時を生き抜いてなお豪盛に。 〟なんとか〝の枝垂れ桜、地蔵桜とか天神桜、あるいは根元から枝分かれは夫婦桜など。 地元保存会の説明立札にはその銘々生い立ち由来が記される。 わが県この地域ほど一本桜が多いのも珍しいとは、他県の写真愛好家の言。 現在は明治維新から数えて百数十年。となれば植えられたのはそれ以前江戸時代。 戦国の世からは三百年ほど後。 まことに永い平和の世に植樹。 だがそれからの国内外は戦乱相次ぎ。 それら人間何世代もの時を黙して眺め、タイムラプス映像か走馬灯のごとき記憶になり。 そしてこの先何百年にも渡り雨風に向かう。 |
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