設定
netbeansの起動時のオプションの指定は、以下の2通りの方法がある。
- コマンドラインのオプション
- 設定ファイル
両方に設定をした場合は、コマンドラインのオプションが有効になる。
起動オプション
--jdkhome
jdkのパスを実行時に指定する
--userdir
NetBeans の設定を保存するディレクトリを指定する。
--laf
ルックアンドフィールを起動時に指定する
--laf javax.swing.plaf.metal.MetalLookAndFeel
--locale C
ユーザインターフェースの言語
-J
NetBeans の設定ではなく JavaVM に直接渡すオプションを指定する
netbeans -J-Xmx64m
設定ファイル
http://wiki.netbeans.org/FaqNetbeansConfJa
設定ファイルのパス
全ユーザ共通
${nb-install}/etc/netbeans.conf
ユーザごとの設定
${userdir}/etc/netbeans.conf
netbeans_default_userdir
userdir のデフォルトの場所。このエントリはグローバル設定ファイルでのみ有効
netbeans_default_options
JVM に渡されるパラメータ、あるいは --fontsize や他のスイッチなどの NetBeans のメモリーパラメータやデバッグオプションなどです。
netbeans_default_options=" --laf javax.swing.plaf.metal.MetalLookAndFeel"
を追加する事により起動時のルックアンドフィールを変更する事が可能
個人的に以下のオプションがオススメ。
--fontsize 14 -J-Dawt.useSystemAAFontSettings=on --laf javax.swing.plaf.metal.MetalLookAndFeel
netbeans_jdkhome
NetBeans で使用する JDK の場所です。 --jdkhome スイッチで上書きできます。
ポータブル化
/etc/netbeans.conf を以下のように編集し、ユーザー設定を置きたいところを指定します。
netbeans_default_userdir="${HOME}/.netbeans/6.1"
となっているところを、
netbeans_default_userdir="(ディレクトリをドライブ抜きで指定)\.netbeans\6.1"
のなどのように編集します。
例: netbeans_default_userdir="\software\.netbeans\6.1"
必要ならJDKもUSBメディアにインストールします。
例: e:\software\Java\jdk1.6.0_06 にJDKをインストール。
JDKもUSBメディアにインストールしたなら、それの設定も必要になります。
以下、etc/netbeans.conf の編集例です。
例: netbeans_jdkhome="\software\Java\jdk1.6.0_06"
実行コンソールの文字コード
ant で実行時にコンソールの文字が化けることがある。
原因は、WindowsのコンソールにUTF-8で出力するため。
build-impl.xml
の
<property name="runtime.encoding" value="${source.encoding}"/>
を
<property name="runtime.encoding" value="MS932"/>
などとする。
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最終更新時間:2015年12月12日 22時54分35秒