http://www.systemworks.co.jp/ex_spindown.php
http://setupradiance.seesaa.net/article/112735048.html
概要
一定時間アクセスのないHDDをスピンダウンして静音化、省電力化する
hdparm
インストール
yum install hdparm
などで hdparmをインストールする
使い方
hdparmはHDDの情報を表示したり設定を変えるコマンド。
このコマンドでスピンダウン時間を設定することができる。
# /sbin/hdparm -S [ 時間 ] [ デバイス ]
この時間は以下のルールになっているので注意。
設定値 | 設定値の換算 | スピンダウンまでの時間 |
---|---|---|
1〜240 | 1 = 5秒 | 5秒〜20分 |
241〜251 | 1 = 30分 | 30分〜5.5時間 |
起動時の設定
# /sbin/hdparm -S [ 時間 ] [ デバイス ]
で設定したスピンダウンまでの時間はマシンを再起動すると解除されてしまう。
再起動時に再設定されるように、
/rc.local
にコマンドを書いておく。
/rc.local
/sbin/hdparm -S 120 /dev/sdb /sbin/hdparm -S 120 /dev/sdc /sbin/hdparm -S 120 /dev/sdd
状態を確認
hdparm -C /dev/sda
smartdの設定
smartdを有効にしている場合、定期的なディスクチェックでstandby(スピンダウン中)モードが解除されてしまう。
そのためsmartdの設定を見直す必要がある。
LinuxでHDDのSMARTをモニタリングする
スタンバイまでの時間を10分以上にする場合の注意
CentOS7以降は、udisks2が導入されている。
udisks2.serviceは、10分ごとにスタンバイ状態以外のHDDのsmartの情報を取得するように設定されている。
そのため、スタンバイまでの時間を10分以上にするとスタンバイ状態にならない。
udisks2の情報取得の間隔を設定する方法が見つからないため、スタンバイまでの時間は最大でも9分程度にするしか回避方法がない。
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最終更新時間:2017年12月29日 22時30分44秒