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Linux でテープデバイスを使う

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/root05/root05b.html

使い方

 デバイスの認識

システムが正常にデバイスを認識しているかどうかを確認するには、/proc以下を確認します。
例えば、SCSI接続のデバイスであれば、/proc/scsi/scsiを確認する。

 # cat /proc/scsi/scsi
 Attached devices:
 Host: scsi0 Channel: 00 Id: 06 Lun: 00
   Vendor: ARCHIVE  Model: Python 06408-XXX Rev: 8071
   Type:   Sequential-Access                ANSI SCSI revision: 03
 (略)

 テープデバイスの扱い方

# mt -f /dev/st0 オペレーション
オペレーション 説明
status テープの状態を表示
tell テープの現在のブロック位置を示す
compression 0 or 1 ハードウェア圧縮を有効/無効にする。引数に1を取れば有効、0を取れば無効
rewind テープを先頭まで巻き戻す
bsf n 現在位置からn個前のファイルまで、テープを巻き戻す。テープの位置は次のファイルの第1ブロック
bsfm n 現在位置からn個前のファイルマークまで、テープを巻き戻す。テープの位置はファイルマークの先頭側
fsf n 次のデータの先頭位置までテープを早送りする

エラー

ブロックサイズのエラー

http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/~sensha/software/Linux/JF/SCSI-HOWTO/SCSI-HOWTO-j-8.html
http://pub.ne.jp/oracle_XXX/?entry_id=2718428

LTO書き込み時に

write error 20 blocks into volume1 invalid argument do you want to rewrite this volume?

または

st0: Write not multiple of tape block size. 

のようなエラーが出た場合、

mt setblk <size>

でブロックサイズを変更する。とりあえず、可変長にすれば大丈夫・・・かな?
可変長にするときには以下のようにします。

mt setblk 0

mt の setblk フラグは、 Linux の配布パッケージに入っている GNU 版の mt ではサポートされていません。



[カテゴリ: OS > Linux]

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最終更新時間:2012年06月14日 23時01分36秒