WSL2でのSSH agent

参考

https://zenn.dev/kaityo256/articles/ssh_agent_on_wsl

概要

WSL2でssh-agentを利用する場合、以下のコマンドで利用できるが課題がいくつかあるのでそれを回避する。

eval `ssh-agent`

課題

1. 別のターミナルを開くとssh-agentは生きているがssh-addができない
2. ターミナルごとに eval `ssh-agent` が必要
3. ssh-agentのプロセスが乱立する

keychainを使う

 先に結論

.bashrcなどに以下を記載

/usr/bin/keychain -q --nogui ~/.ssh/id_rsa
source ~/.keychain/$HOST-sh

公開鍵も必要になるので、秘密鍵しかない場合は以下のコマンドで秘密鍵から公開鍵を作成しておく

ssh-keygen -y -f ~/.ssh/id_rsa > ~/.ssh/id_rsa.pub 

keychainの設定

1. インストール
   1. sudo apt-get install keychain
2. 起動
   1. /usr/bin/keychain -q --nogui ~/.ssh/id_rsa
   2. 鍵が複数ある場合はワイルドカードを使うか、スペース区切りで複数指定する
3. 設定読み込み
   1. source ~/.keychain/$HOST-sh