概要
Linuxでホットバックアップができるツール。
rsync等でバックアップする。
GUIでバックアップする対象や除外するディレクトリなど細かい設定ができる。
GUI以外にコマンドラインでの操作もできる。
設定
インストール
yumとかaptで
timeshift
をインストール。CentOSの場合はepelリポジトリが必要。
設定
基本的にGUIを起動して設定すれば良い。
UsersタブやFiltersタブでホームディレクトリや除外するディレクトリ、ファイルを指定する。
バックアップ先に指定したデバイス直下の
/timeshift
ディレクトリにバックアップが作成される。
inode数
dailyとかであまりバックアップを取りすぎるとファイルシステムのinodeの上限に達するので注意。
mlocateの設定
mlocateを使っている場合、timeshiftのバックアップ先をupdatedbの対象から除外しないと
/var/lib/mlocate/mlocate.db
が肥大化するので注意。
/etc/updatedb.conf
を開いて、PRUNEPATHSに /timeshift のパスを追加したほうが良い。
flatpak
flatpakを使っている場合、以下のディレクトリ以下のファイルが毎回差分になることがある。
サイズが大きくなって邪魔になる場合は、timeshiftのフィルタの設定で除外する。
/var/lib/flatpak
※個人的にはflatpak自体不要かなと思うので、flatpakはアンインストールしてもいいかなと思う。
コマンドライン
バックアップのリスト
timeshift --list
バックアップ実行
timeshift --create
リストア
timeshift --restore
コマンド実行後にどのバックアップをリストアするかなどを聞かれる。
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最終更新時間:2020年06月30日 22時36分44秒