http://homepage1.nifty.com/dousan/resources/TIPS-LIBRALY/Windows2000/WIN2K-00002.bootini.htm
以下、コピペ
boot.ini文法は丁寧に探すとMicrosoftの資料から見つけ出すことが出来ますが
探すのが結構面倒なので、X86版用の文法に限って、まとめて見ました。
1.boot.iniの中身
[boot
loader] →ディフォルトの起動OSと時間の設定
timeout = 起動までの待ち時間(秒)
default= ARCパス
[operating systems] →メニューに表示するOSと起動パス
ARCパス="起動メニュータイトル" /オプション ・・・
・
・
・
パス="起動メニュータイトル"
→OSがDOSやWindows9Xの場合
3.ARCパスの文法
(1).multi(W)disk(X)rdisk(Y)partition(Z)\システムルート
W: ディフォルトのIDEコントローラ番号です、常に0を取ります。
X: multiの時には無視されます。0としてください。
Y: IDEディスクがつながっているポート番号です。0-3を取ります。
(プライマリポートのマスタが0になります。)
Z: OSを起動するパーティション番号です。1から始まる番号です。
(拡張パーティションは、数えません。)
システムルート: OSのシステムフォルダー名です、通常"WINNT"
となります。
(2)scsi(W)disk(X)rdisk(Y)partition(Z)¥システムルート
W: SCSIコントローラの番号です。Ntbootdd.sys(SCSIホストアダプタ
のドライバーのコピーをリネームしたもの。)に対応するアダプタの
番号が必要です。
X: 起動するディスクのSCSI IDです。
Y: LUN番号が入ります。(通常0です。)
Z: OSを起動するパーティション番号です。1から始まる番号です。
(拡張パーティションは、数えません。)
システムルート: OSのシステムフォルダー名です、通常"WINNT"
となります。
(3)signeture(W)disk(X)rdisk(Y)partition(Z)¥システムルート
Windows2000では、1024シリンダ以上か、7.8Gより大きいサイズのディスク
で、BIOSが拡張INT13コールをサポートしていない場合,SCSI()に変わって
使われます。Wにはボリュームシグネチャ(8桁のHEX値)の値が入ります。
※各WXYZの値を具体的どういう順番で番号付け(実際の装置の構成と対
応づけ)するかは,明確に公開されていませんので、カット&トライが必要
です。
※NTbootdd.sysの実体は、例えばAdaptecの2940なら、AIC78XX.SYSをリネ
ームしたものです。
4.起動オプション
/BASEVIDEO | VGAモードで起動します。 | |
/MAXMEM=n | 使用する物理メモリの上限を指定します。メモリモジュールに問題がある場合の切り分けに使えます。Mbyte単位で指定します。 | |
/BURNMEMORY=n | /MAXMEMとは逆に、使用しない物理メモリの大きさを指定します。 | |
/SOS | ドライバーをロードするときにドライバー名を順番に表示します。 | |
/DEBUG | デバッグモードで起動します。シリアルポートに、クロスケーブルを繋ぐことで、カーネルのメッセージが読み出せるはずです。(やったことがない^^) | |
/NODEBUG | デッバッガーは起動しますが、エラーが起きるまで、 なにも行いません。 |
|
/CRASHDEBUG | /NODEBUGと同じです。 | |
/BAUD RATE=n | デバッグモードでのシリアルポートの接続速度を 与えます。 |
|
/DEBUGPORT= comx | デバッグモードで使用する、シリアルポートを 指示します。 |
|
/ONECPU | マルチプロセッサシステムで、1CPUのみをイネーブルにします。 | |
/NUMPROC=n | 4WayなどのシステムでイネーブルにするCPUの数を制御します。 | |
/KERNEL= | NTLDRが読み込む、カーネルイメージのファイル名 を書きます。 |
|
/HAL= | NRLDRが読み込む、HALのファイル名を書きます。 |
|
/3GB | NTでは、4Gbyteのセグメント空間をユーザ2Gbyte、システム2Gbyteに分けていますが、それをユーザ3Gbyte、システム1Gbyteにします。(NT4.0のSecicePack3以上で使えます。) | |
/PCILOCK | PCIに対してIRQとI/Oリソースの動的割り当てを 禁止します。BIOSで割り当てたものが優先されます。(Windows2000での効果不明) |
|
/NOGUIBOOT | (Windows2000)、あの起動画面を表示せずに起動します。/SOSや/SAFEBOOTオプションと同時に使うと便利です。 | |
/BOOTLOG | (Windows2000) ブートログを取ります。 | |
/SAFEBOOT:option | (Windows2000) セーフモードでブートします。オプションでブートの種類を決定します。 | |
MINIMAL | セーフモードにします。 | |
MINIMAL(ALTERNATESHELL) | GUIなしで、 セーフモードを起動します。 | |
NETWORK | ネットワーク機能付きのセーフモードにします。 | |
DSREPAIR | ディレクトリサービスリストアモードにします。 (ドメインコントローラのみです。) |
|
/WIN95 | デユアルブート時、C:ドライブにBootsect.dos と言うファイルができるが、それを任意のファイル に切り替えるときにつかう。 bootsect.w98とりネームしたなら と記述することで、明示的にパーティションブート |
|
/WIN95DOS | /WIN95と同じだが、MS-DOSのパーティション ブートレコードを指示するときに使う。 |
|
/NOSERIALMICE=COMx,y,z | シリアルマウスの検出をしないCOMポートを指示します。 | |
/PAE | (Windows2000)Physical Address Extensionを有効にし、36ビットポインタを有効にして、 4Gbyte/セグメントの仮想アドレスの制限を取り去り、64Gbyte/セグメントがつかえるようにする。(だと思われる、ドキュメントに未記述。) |
|
/NOPAE | (Windows2000)/PAEの逆の動作をすると思われる。 | |
/FASTDECT | 効果不明 |
※全てのオプションを試した訳ではないので、うまく動作するとは限りません。
また、NTベースのOSでもバージョンによって動作しないオプションがあると
思われます。
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最終更新時間:2008年08月17日 10時26分35秒