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  幻考様思#100 (2024/11/10)

 当たるも八卦 当たらぬも八卦。
 いつの時代も未来予想推測は不確実。

 にも関わらずメディア報道業は、それを生業として成り立つ、一つの企業。
 であるからして、実しやかに尤もらしく明日の天気のごとく予想し報じる。

 最たるものがテレビ朝昼夜ニュースショウ。
 その筋の専門家なる御仁らをひな壇に、司会者が彼らなりの予想を語らせ時間をつなぐ。

 けれど後の現実結果を正確に語ったか、といえば……。
 まさに「当たるも、当たらぬも」の次元であったわけで。
 そうした〝お楽しみ〟時間つぶしは、メディアからの若者離れ要因〝ぬるさ・キモさ〟か。
 若者の感覚は曖昧な分かり難さを避ける。

 先日の国内選挙結果でも、政府の政治姿勢その信頼度低下が証明された。
 同時にそれを報じてきた側の報道、その信頼度もまた、いかがなもの、かと。
 分からないものを分からないと言えない占い師はつまらないのではあるが。

 占いが予想といえば、神なるものもまた。
 例年再々、初詣から始まる願掛け祈願などに人は見えない想像界へ希望を託す。
 その希望願いが叶わ打ちず砕かれても続く。

 よく考える現実的投資効果の計算で見れば。
 それは無意味だ、いい加減にしよ、と。

 けれどそこが〝人間〟。
 思い願い祈り希望する心の静かさ。
 人心は世の仕組みや商売を上手にほどよく。
   
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