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  減考揺思#115 (2025/04/10)

 いよいよ花の季節スタート。
 わが地域も春の花が咲き始めた。

 足元にツクシんぼ、土手にオドリコソウ。
 林に春蘭やショウジョウバカマ、カタクリ。

 雪山の寒さを運んでた風が春風なると、忘れず咲きだす花たち。
 足元に小さなスミレやたんぽぽ、菜の花畑の先には白い梅の花が今盛り。
 そして国の花、桜が加わると春は本番。
 
 桜と一口に言っても、これがなかなか種類が多いようだ。
 だから開花の時期もいくらか異なる。
 でもその順番は例年同じ。

 街一番、というなら今年もあの一本桜。
 並木桜なら、あそこ。

 見上げるばかりの大桜は控えめのピンク色。
 流れ落ちるほどに咲き乱れる枝垂れ。

 それらを朝に夕べにと、カメラを引っ提げ開花の様子を伺いながら訪ね巡るのが楽しい。

 陰鬱な冬から一挙に華やぐ花風景で、こちら人間の気持ちもカラフルでハイになる。

 お隣中国の春は、桃の花。ドでかい大陸らしく山野一面を超スケールで埋め尽くすとか。
 またオランダはおなじみのチューリップ。
 フランスは「スミレの花咲くころ~♪」実はライラック。
 ロシアなら「リンゴの花ほころび~♪」か。

 民のシンボルにもなる花は、人々を癒やし詩歌にもなり、今年も思い出を生むのか。
   
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